Google
WWWを検索 ひねもすを検索

センセーの仕事を増やすダメダメバイト2010年10月25日 14時11分20秒

ママが何の仕事をしに行っているのか、たいていの方はお察しかと思いますが、
「何をしているのかさっぱり!?(゜_゜)」
って方のために、今日はめずらしく仕事の話。


ママはいま、週に4日も(!?)、↓こんな仕事をしに行っています。
土器の実測
(画像は参考画像。宮崎市埋文センター)



本音はイヤなんですよー。

「なんだか、専門ぽくっていいっ!!(^O^)」
って思われる方もおられるでしょうが、ママは最初から乗り気じゃありませんでした、これ。

面接の時もちゃんと、
「ムリ」
って言ったと思うんですけどー。

これ、ただ単に土器の形を図面に落とせばいい、ってだけの話ではなく、いろんな情報を書き込んでいかないといけません。
千何百年前の人がそれを作るときに何かを意図してついた痕跡はもちろん、将来、わたしが描いた図面を利用するであろう人のためになるよう、なるべく多くの意味のある情報を残していかなければなりません。

テキトーに測っているのではなく、どの点で土器を測るかも重要な意味があるのです。

土器に興味のある人(研究者や専門の学生)なら、当然、読み取っていくであろういろんな情報が、いまや一介のぐーたら主婦にしか過ぎないママにはまったく見えないっ(+_+)

恥をさらすばかりなので、実測やりたくねーなー(-_-)と思っていたのです。

9月は何とか他の仕事があってこれをせずに済んでいたのですが、それが一段落して、とうとうこの仕事をしなければいけないハメになりました(T_T)

いちおう、事前に大学の先輩に、
「実測ってどうやるんでしたっけー??」
とナイショでリサーチ。                    →作業手順すら忘却していた
すると、
「こうこうこうやるんだー、ただし、センセーに見せるときにはおれが教えたと決して言わぬこと」
という懇切丁寧なお返事が来ました。

それに沿って何食わぬ顔で実測していたのですが・・・・。

ママに実測を任せたきり、現場に出ていたセンセーが、今日、雨で久しぶりに内勤でした。
実測図のことはやり過ごそうと思っていたのに、突然思い出したように、
「ところで、実測のほう、どうですか?」
ぎゃっーーー(>_<)


初めて図面をチェックしてもらったら、ことごとく手直しされてしまいました(T_T)

15、6年ぶりで忘れているから、どーだこーだとグダグダ言い訳したら、

「うーん・・・・(-_-)、それにしては線に迷いはないですよねー。あまり消しゴムで消したあとがない・・・・」

えーっと、直感的に実測してますから(^o^)v

「ここ、図面では逆台形になっているけど、もっと長方形じゃないかなー」
「あ! ホントだ!?」

「ケズリの範囲はここまでなので、ここに実測点をもう一つ入れてください」
「・・・・?」
センセーが言われる調整の分かれ目、ママには見えんのですがーー????

「これは口縁部の傾斜の角度が違うと思うんですけど」
「・・・・」


図面のチェック、午前中だけでは終わらず、ママが帰宅してのんきにネットをやっている午後も、継続してやってもらっているようです(^_^;)

センセーの仕事を増やしてスイマセンっ!(>_<)

こんな目に合っても、センセーは、まだ、ママにやらすための土器をさらに用意しておいてくれるそうです。
バイトに仕事させればさせるほど、センセーの仕事が増えるって・・・・(T_T)

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック