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氷川丸2010年07月14日 08時59分52秒

いまはセレブのママですが、幼少期はビンボーで、塾みたいなものには行ったことがありませんでした。
ビンボーだったので、親から、
「大学に行くなら国公立のみ」
と言われていたにもかかわらず、学校の授業が理解できず落ちこぼれていて、とても希望の大学には行けそうにありませんでした。

高3の夏休み直前(夏休みの補習中だったか?)、Iさんというよそのクラスの女子がうちのクラスに来て、
「帰省しているお姉ちゃん(お茶の水女子大)が家庭教師の口を探している。だれか、雇わん?」
と話しているのを聞き、親に話したところ、じゃあ来てもらいなさい、と了解を得たので翌日Iさんにお願いしました。
ところが、
「ごめーん、お姉ちゃん、昨日、他のバイト決めて帰ってきた(>_<)」
と。
じゃあ、いいです・・・・。
となったのですが、翌日、Iさんから、
「お姉ちゃんの友だち(♂・慶応・経済)も家庭教師の口を探しているらしいから、そっちでよければ」
と話がありました。

「よそのクラスのIさんのお姉ちゃんの友だち」ということで先生を紹介されたのですが、その人は、同じクラスの友人・Yさんのお兄ちゃんでした。

Iさんのお姉ちゃんもYさんのお兄ちゃんもうちの高校の卒業生で、一浪して首都圏の大学に行っていたのでした。3つ年上だったか?

で、よくよく聞くと、この2人、付き合っているらしいじゃないですか!?

彼女が受けられなくなった家庭教師のバイトを、彼氏がピンチヒッターで引き受けた、みたいな感じです。

お兄ちゃん-シンヤ先生ですが-、夏休み、家庭教師に来てくれたのですが、いきなり初回から彼女の話。のろけ話っていうんですか。

「山下公園にデートに行ったんだけどねー」
ちなみに美男美女カップルなので、妄想される方はそのバージョンでお願いします。

「あの子、泊まっている船を見て『まるかわごおりってヘンな名前だねー』なんて言うんだよー。お茶の水だぜ~?」

ママは一瞬何のことかわかりませんでした。説明してもらってやっとわかりました。
2人が見た船は「氷川丸」。逆から読んじゃった、ってだけの話だったのですが。

これは要するに「つかみ」っていうんでしょうか。
ママ、つかまれちゃいました。

夏休みと、冬休み、浪人中の夏休みも来てもらったかな?
これ以降、お願いしまくったシンヤ先生ですが、教えてもらったいろんなこと(数学・英語)より、「まるかわごおり」の話だけが強烈に印象に残ってしまいました。

慶応ボーイのシンヤ先生でしたが、冬休みには、ドブ(用水路?)に自転車ごと落ちながらもそのまま我が家に来てくれたり、大晦日にはそばを持ってきてくれたり(家がそば屋)、なかなか庶民的な先生でした。

本当に本当に、ママが大学に行けたのは、ひとえにシンヤ先生のおかげです。
ぶっちゃけ、シンヤ先生に教わるまで、方程式すら理解できていなかったのです(冗談抜きで)。

彼女とのまるかわごおりの話でつかまれて以来、このちょっとヘンな先生について行こう!という気持ちになったのでしょう。

シンヤ先生様様、まるかわごおり様様です。

ところで、この「まるかわごおり」。
ホリブンにとってもまるかわごおり様様です。

ホリブンは18年の1月7日、ラエの輸送船団上空哨戒に出て敵戦闘機と交戦、被弾、落下傘降下、右腕骨折、海上漂流・・・・の末、駆逐艦・磯風に救助されるのですが、結局内地送還になってしまいました。

『このようにして私は、ラバウルの港から病院船氷川丸に乗せられ、第一線から後退したのだった』(「若き日の想い出」『零戦、かく戦えり!』零戦搭乗員会編)

こじつけでもいいから、つながりたいっ(>_<)

今日のプール 「学校休んでプール行かせたい!!」2010年07月14日 20時12分54秒

最近、ママ、だんだんモンペ化してきました。
「まだびっこ引いているし、昨日熱が引いたばかり。今日学校休んでゆっくり休養して夕方のプールのテストだけ受けられれば・・・・」
と、いらぬことを考えていました。

しかし、実際、そういうわけにはゆかぬもの。
春海は、今朝は元気に登校。パパと一緒に出ていきました。
もちろん、ママは布団の中。

春海とパパが出ていってしばらくして、携帯に電話がかかってきました。
「朝早くから誰だよっ!(--#)」
見てみると、春海の学校からではないですか。
「もしもし、春海ちゃんのお母さんの携帯ですか?」
「はい」
「春海ちゃん、帰ってきましたか?」
「はあ?」
「今日は警報が出ているので学校はお休みです。他の先生が学校の前で春海ちゃんに会ったので帰るように言ったらしいのですが」
「え!? 雨降っているんですか!?」
でも、このとき、ほとんど降っていなかったんですよ(^_^;)
まあ、とにかく、春海、この電話から15分ぐらいして帰ってきました。
春海の他に2名、登校してきていたそうです。

「学校休んで、プールのテストを受ける」
というママの目論見通りになったわけですが、雨の中登校往復40分ぐらい歩かせた、ってのがちょっと計算違いでした(>_<)、春海、ごめんよっ(>_<)

大雨警報といっても、春海が登下校した時間はほとんど降っていなかったみたいです。
足も大丈夫だったみたい。

夕方まで警報が出続けていたのですが、プールに電話して聞いたら、
「やってますよ(^o^)」
ということだったので、いつものようにお隣さん一家に乗せてもらってプールに行きました。

今日は全員出席。
クロール4本(27~33)
背面キック4本(36~40)
背泳ぎ5本(30~37)
背泳ぎテスト
平泳ぎ1本
クロール1本(31)
背泳ぎ1本
バタフライ1本(44)

背泳ぎのテスト、ママ、スタート見ていなかったんですよ(>_<)
気がついたときにはちょうど手を掻きはじめたぐらいのところでした。
で、そこから計測を始めて27秒。
なので、たぶん28秒ぐらいかな~と。
春海が見学席のママの目の前を通ったので、手信号(親指と人差し指で○サイン)で「合格だった?」と聞いたら、春海、それを見て「合格だよ!」のサインと勘違いし、飛び跳ねながらスタート地点に戻っていきました。
「やばいっ!! 春海が合格したと勘違いしたっ!!」
でも、呼び戻しもできず・・・・。
泳ぎ終わった直後にコーチと話をしていたので、何秒か聞いたのだろうと思って手信号出したのに。

でも、プール後にちゃんと2級のワッペンをもらって帰ってきました。
タイムも、28秒(31秒で合格)だったそうです。

他のメンバーも全員合格したそうです。
ただし・・・・。
「うちのコーチ、意外とズッコイで」
と春海。
「なんで?」
「だってな、お姉ちゃんな、19秒ちょうどが合格タイムやったのに、19秒なんぼなんぼで合格にしてはったもん」
「ああー」
約2名ほど、それで合格もらったそうです(^_^;)

ズッコイというか、まあ、融通というか・・・・。

2級に進級だ!