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搭乗員の名前あれこれ2009年05月10日 11時09分58秒

みなさんにはどうでもいいかもしれませんが、ママは結構、こういうネタ、好きなんです♪

最近子どもの名前がふつうに読めなくなってきているという話題をよく目にします。
ママは「自分の子には奇抜な名前はつけない派」ですが、歴史的に見ると、名前にもその時々の流行があり、そういう意味ではこれも歴史的な必然なのかもしれません・・・・。

今日はちょっと海軍の搭乗員さんの名前について。
(他人の名前で勝手に話を書くな!と言わんと、見逃して下さい・・・・(^_^;))

いろんな名簿を見ていると、その名前から、つい妄想モードに入ってしまうママ。

<生まれた順番系>
”○太郎””○次郎”なんて名前だと、
「あ、この人、きっと長男だな」「次男に違いない」
と想像してしまいます。
あと数字ですね。”一””二””三”。
「”醇一”は長男だろうな」

<生まれ年系>
たとえば「寅」とか「甲子」という文字が入っていると、生まれ年がそうなのかも、と思ってしまいます。
”高塚寅一”飛曹長は寅年(大正3年)生まれです(『日本海軍戦闘機隊』)。

<生まれた季節系>
うちの春海は3月に生まれたので”春”という字を使っています。
同じように搭乗員さんにもこれは季節絡みではないかという方が。
”松場秋夫”中尉。10月生まれらしいです(『日本海軍戦闘機隊』)。

<あやかり系>
これは見ただけではなかなかわかりません。
わかりやすいのは歴史上の人物の名前。最近だと”龍馬””総司”って名前の子がいますが、大正時代(海軍搭乗員)にはあまり見当たらないようです。
実は坂井さんの”三郎”は先祖にあやかり系です。
坂井さんは坂井家の三男ではなく次男。次男なのに”三郎”なのは、おじいさんの”勝三郎”からとったからなんだそうです(『大空のサムライ』)。
台南空・251空の”山崎市郎平”兵曹。以前、出身地の檜原村で検索したら、江戸時代だったか、ずいぶん前に同じ名前の人がいました。もしかしたら、先祖代々名前を受け継いでいるのかもしれないと勝手に推測。


<番外>
”岡崎八郎善久”飛曹長(『日本陸海軍航空英雄列伝』)
連合艦隊司令長官から表彰された水上機操縦員の方です。
「これはかっこいいっ!!」
サムライっぽいかっこいい名前だ!と思ったのですが、同時に、
「記名が大変だろうな・・・・」
といらぬ心配をしてしまいました。
海軍さんは持ち物にきちんと名前を書いておかないといけないようですが、岡崎さんが靴下1足に名前を書く間に”山田一夫”さんは4足も5足も書けているんじゃないかって。テストのとき、何秒か不利だな・・・・とか。
もしかしたら、これは戸籍上の名前で、ふだんは本人も周囲も”岡崎八郎””岡崎善久”って書いていたってことはないのかな?と疑問を持ったので、飛行機隊行動調書を調べてみました(他人が書いている)。
18年10月802空時代。乗機は2式飛行艇。操縦員が4人もいて、小さいマスに4人の名前が詰め詰めに書いてあるのであるのですが、ちゃんと”一飛曹 岡崎八郎善久”と書いてありました。
海軍搭乗員の名前、いろいろ見ていますが、いまのところ、一番長いお名前じゃないでしょうか。伝統のあるおうちの方なんでしょうかねえ?


”宮崎勇”飛曹長
宮崎飛曹長が最後に所属したのは343空戦闘301。別名・「剣部隊」の「新選組」です。
「新選組」に”勇”???? なんという偶然!!

「おらおらおら、わしは新選組の近藤勇じゃー、局長じゃー」
(セリフはイメージ(^_^;))
と風を切って隊内を歩いておられたとか何とか・・・・。

(読みに関しては、近藤さんは「イサミ」、宮崎飛曹長は「イサム」ですよね、たしか・・・・)

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