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坂井さんから見た西澤さんと太田さん2009年04月27日 09時44分20秒

坂井さんが空戦技倆を絶賛する台南空の西澤廣義1飛曹と太田敏夫1飛曹。

坂井さんはお二人のことについては、ことあるごとに触れられています。

西澤さん。
『わたしの隊では一番背が高く、やせていた。いつも青白い顔をして、どこか体の具合が悪そうだった。事実、内臓、特に胃腸はあまり丈夫な方ではなかった』

カラーで西澤さんの写真を見れないので、色黒か色白かそこら辺は自分で判断できませんが、予科練時代のあだ名が「青びょうたん」。ということは、はやり顔色はあまりよくなかったのでしょう。
マラリアやデング熱にも何度もかかっていたらしいです。ただし、大きな空戦には体調を整えて一役果たしていたとか。

『戦友たちと心から打ち解け合うということがなかった。いつも、かたく自分の中に閉じこもって、一日中ものを言わないことさえあった』
↑こんな人が搭乗員室の隅っこにドロドロロ~~(-_-;)と座っていたら、みなさん、鬱陶しいでしょうねえ・・・・。

異常な負けず嫌いで、囲碁の勝負の待った待たないで取っ組み合いのけんかをしたこともあったのだとか。
西澤さんとけんかできる猛者って、いったい誰?(^_^;)

かと思うと、坂井さんが若い搭乗員に注意を与えたりすると、
「すみません、わたしが気が利かなかったんです」
と、下級者にかわってわびたりする一面もあったのだとか。

で、でも、これって・・・・(^o^;)
あとで、この若い搭乗員を、
「ちょっと、格納庫の裏に来い(-.-#)」
と呼び出すパターンじゃあ・・・・?
「おめえのせいで、おれが恥かいたじゃねえかあーーーー!!」ボスッ!

ってことは、ありません。
西澤さんは後輩がかわいくてたまらないそうです(^O^)。みなさん、ご安心を。

それに対して、太田さん。
『この西澤に対して、太田はまったく正反対の男だった。友情にあつく、毎日が楽しくてたまらないといった好青年であった』
↑西澤さんに対していちいちとげとげしい坂井さんのことば。
要するに、西澤さんは「友情に薄く」「毎日不機嫌そうな顔をさらしてつまらなそうにしていた」ってことで!
しかも、最後の「好青年」ということばが、西澤さんファンのママの胸にぐさりと突き刺さります。西澤さんは「好青年」とは正反対の男であったと!

いや、まあ、いいでしょう。坂井さんの西澤さん評にはもう免疫が完成しておりますので。

いつもさわやかな太田1飛曹ですが、味方には好青年でも敵には容赦ないです。
一度、B17を1時間以上追いかけまわして撃墜して帰ってきたことがあったそうです。

残っている写真を見ると、押しの弱そうな、控えめな、おとなし~い感じの青年ですが、やっぱり戦闘機搭乗員、敵にはしつこいようです。

かれが小さい女の子と一緒に写っている写真を見たことがありますが、本当に”いい人”が外見ににじみ出る人ですよねえ・・・・。

17年10月21日戦死。

ミッションしくじった忍者の気分2009年04月27日 20時17分26秒

赤ちゃん春海&俵形クッション
昨日の夜、春海に寝るように言ってから、台所の片付けをしていました。
(月曜日がゴミ収集日なので)

片付けが済んで、春海の寝ている布団をチラと見ると、頭から全身すっぽり布団をかぶって寝ていたので、息が苦しくなるんじゃないか、お顔を出してあげようと思い、布団をめくりました。

「あれ!?」

な、な、な、なんと、布団の中は俵形のクッション(たまに春海が寝るときに足の間にはさんでいます)。
今日の画像で、赤ちゃん春海が持ち上げて遊んでいるコレです。

布団の中に春海はおらず、クッションだけが。

「しまった、たばかられた・・・・(-.-)」

戦国武将を暗殺に来た忍者の気持ちを痛いほど実感。

で、肝心の春海は?

ふと、横を見ると、ママの布団がなぜかふくらんでいます。

「ここか!?」

布団をめくると、春海はママの布団の中で丸くなって寝ていました。

ママのさわやかなはずの布団が汗でベチョベチョ。最悪・・・・。

今日、学校から帰ってきた春海、うれしそーに、
「ママー、昨日、はーちゃんの布団めくってくれたー?(^O^)」
「めくったよ。はーちゃん、おらんかった」
「へへー(^O^)、探したー?」
「探したよ」
「ママのところに隠れてたんだよー(^O^)」

それにしても、身代わりにクッション入れておくなんて、どこで憶えたんやろう????