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阿久根沖の林機2009年04月21日 07時29分46秒

林喜重大尉
文章で読んで、「ああ・・・・」とわかっていることでも、それを目の前に突きつけられると、改めてショックです。

343空戦闘407飛行隊の初代隊長・林喜重大尉。

20年4月21日にB29攻撃中に被弾して、阿久根沖に不時着(墜落?)し戦死。

どこで読んだのか憶えていないですが、この阿久根沖に不時着した林機の写真が残っている、と・・・・。

存在だけは知っていたけど、ずっと目にすることはなかったこの写真。

『源田の剣』に掲載されていました。

ぼんやり霞んでいてそんなにくっきりではないですが、機体はわかります。
遠浅の海に不時着したのでしょうか。
ひっくり返っている状態ではなく、普通に着陸したときのような姿勢です。胴体の上半分は海上に出ています。

きれいに不時着水しているようにも見えるのですが、実際はかなりの衝撃だったのでしょう。林さんは頭蓋骨骨折で戦死。

機上に立って検分している人がいるようなので、もう林さんは機内にはおられないのでしょう。

林さんが最後まで、B29を墜とそうと、この機で戦っておられたのだ思うと涙が出てきます。


搭乗員が戦死するときは、戦友の目にすら触れないこともあり、ましてご遺族には最後の様子はわからないことで、ただあとになって「いついつ戦死した」という連絡だけが入るというのがほとんどだと思います。

まったく何もわからないことは、それはそれでとってもつらいことだと思います。

しかし、林大尉のように、乗機の最期の姿が残っていて、ご遺族や、後世のわたしたちのような無関係の人間までが見ることができるというのも、それもまた惨いことだなあ・・・・と思いました。

いまどき母親、子育て奮闘中2009年04月21日 14時00分15秒

ママの子育てはチョー手抜き・適当流ですが、世の中にはそのママの上を行く子育てをしている母親がいることに驚かされます。

いままでで遭遇した中で印象に残っているベスト3。

・【人のせいにする母親】

春海の1歳健診のときだったでしょうか。
内科健診したり、身長体重をはかったりしながら、最後の面談コーナーの順番待ちをしているときでした。
廊下で、1人一つずつのイスに座って待っていました。
ママは春海を抱っこして座っていたのですが、ママの左隣は1歳の赤ちゃんが1人で座っていました。その向こうにその子の母親。さらにその向こうにそのママ友が座っていて、2人はおしゃべりに夢中になっていました。つまり、ママの左に座っていた赤ちゃんは母親から始終背を向けられていました。

(こんなイスに赤ちゃん1人を座らせて、落っこちなければいいけどなあ)
と思いながらママは見ていました。

1人で遊んでいるうちに、まー、あーんのじょー、赤ちゃん、バランスを崩してグラッ・・・・。

「あっ、危ない!」
赤ちゃん、イスの座面から床にボトッと落ちて頭をゴン。

「ぎゃっーーーーー!!!!!」
と、火がついたように泣き出しました。

母親、初めて、初めて振り返って、
「わー、どうしたのー? 大丈夫、大丈夫」
と抱え上げてあやしましたが泣きやみません。

すぐに保健婦さんが駆けつけてきました。
「どうしました? 大丈夫ですか?」

この母親、何て言ったと思います!?

「大丈夫です。大きな声に驚いて泣いただけですから!」

おい! わたしが悪いのかよ!!
お前、おしゃべりに夢中で、落ちるところ、見てなかったじゃねーかよ、どこを打ったのか見てなかったじゃねーか!!!!!!

と叫びたかったのですが、黙っていました。

・【一度も手放さなかった母親】

パパママ一家、あるレストランで昼食をとっていました。
隣の席に、若い母親、春海と同じぐらいの赤ちゃん(当時)、ばあばらしき3人連れがやってきました。

席に着いたときから赤ちゃんはばあばが抱っこ。母親はずっと携帯メール。

食事が来てからも、母親は片手に携帯、片手にスプーン(たしかピラフを食べていた)。
その間、赤ちゃんはばあばが抱っこして食事を食べさせていました。
娘の携帯を一回も注意せず。というか、会話、いっさい、ナシ。

外でやるぐらいだから、家でもこうなのかなー?(^O^)

・【赤ちゃん抱っこでたばこスパスパ】

うちの最寄り駅、終日禁煙(のはず)。
春海が2つか、3つぐらいのとき、ホームのベンチで赤ちゃんを抱っこしたまま、堂々とたばこを吸っている若い母親を見かけました。
正義感の強い人は注意するのでしょうが、ママは見て見ぬ振り派なので、前を通り過ぎて、たばこの煙のかからない場所に腰を下ろしました。

ママはそんな汚い風景は見たくないので見ていなかったのですが、春海はずっと見ていたようで。小さな声で、

「ママー、あの人、吸い終わったたばこ、ポイッて捨てて、足の裏でベンチの下に蹴り入れたよ」

駅中に響き渡るような大きな声で言ってやれーーーーーー!!!!!

昨日の今日ですが2009年04月21日 19時25分35秒

春海までトレースしはじめた(>_<)
昨日、「今年度もまた春海に新しく好きな子ができた♪」と書いたばかりですが。

今日、夕方、春海とお買い物に出ました。
4時頃だったかなあ・・・・。

お買い物をすませ、春海が「裏」と呼んでいる裏ルートで家に向かいました。
ちなみに「表」は車も人も多くて危険ですが、ちょっと距離が短い。
「裏」は車も人もほとんど通らないのですが、ちょっと遠回り。

その「裏」ルートの途中に公文の教室があります。
そこは車すら入ってこないような路地です。

その前を通り、車が通れる道に出て少し歩いたとき、春海が、
「そうだくんだった・・・・」
とつぶやくように言いました。
「え?」
と振り返ってみると、春海と同じぐらいの背格好の少年が、公文のある路地に入る角で立ち止まってこちらを見ています。そのときすでにもう50メートルぐらい離れていました。

「そうたくん? どっから来たん?」
「車から降りてきた」
車? 見当たりません。
ママはボンヤリしていたようです。
春海によると、見ている前で車が止まり、そこからそうたくん1人が降りてきたらしいのです。

「そうたくん、はーちゃんに気づいた?」
「気づかなかった」

ふうん・・・・。ママが振り返ったときにはそうたくんは立ち止まってこちらをじっと見ていました。春海に気づいていたと思われる。

春海はママに「そうたくん」と言ってから、一度も後ろを振り返りませんでした。だから、そうたくんがじっとこちらを見ていたことも知りません。

「はーちゃん、いま、ゆうとくんが好きなんだもんねー?」
「うん」
なんか恥ずかしそうに笑って頷きました。

「はーちゃん、もう、そうたくんのことなんか、好きじゃないよねー?」
「・・・・うん」
すごく困った顔をして頷きました。

親がムリにそう言わせている?(^_^;)