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20年7月24日のホリブン2009年04月01日 11時24分41秒

冬の豊後水道
この日のことはホリブン自身は『紫電改空戦記』に、
『予め定められた搭乗割によって、鴛淵大尉が指揮官となった。私の隊からは8機出撃。菅野大尉が1区隊、武藤少尉が2区隊を指揮し、私は菅野大尉の2番機となった』
と書いています。計24機で出撃。

不思議な勘違いですよね~。

武藤少尉は4月に戦死した杉田庄一上飛曹の代わりに、源田司令直々のご指名で横須賀航空隊から引っ張ってきた歴戦の搭乗員で、戦闘301には着任したばかり。この日が戦闘301としての初出撃だったようです。で、同時に最後の出撃にもなってしまったので、戦闘301隊員として出撃したただ1回の空戦、ということになります。

たった1度きりの武藤少尉参加の空戦の搭乗割をホリブンが忘れている、っていうのが、とっても不思議な感じがします。

おまけに、ホリブンは「私は菅野大尉の2番機だった」と書いています。
ママが見る限りの搭乗割では、343空時代のホリブンは誰かの2番機、という形で出撃するポジションではありません。
基本的に松村大尉小隊の第2区隊長、という位置です。

菅野隊長の2番機で出撃するなんてとってもめずらしい事例だったはずですが・・・・。

『源田の剣』によると、この日の戦闘301、8機の編制は、
1区隊
 松村正二大尉
 宮本芳一上飛曹
  不明(発進取止メ、または、引返ス)
 今井進1飛曹

2区隊
 武藤金義少尉
 堀光雄飛曹長
 米田伸也上飛曹
  不明(発進取止メ、または、引返ス)

という推測らしいです。
結局、空戦場まで行ったのは6機ということですね。

これを見ると、ホリブンの区隊長は海軍の至宝・武藤金義少尉ですよ。あの武藤少尉と飛べるなんてすごいと思うし、戦闘301での武藤少尉最初で最後の出撃なのに、ホリブンがこのことを忘れてしまっているってのが、とっても不思議な気がします。

『源田の剣』によると、武藤区隊は空戦に入り松村区隊と分離してしまいました。
米軍側の証言も交え、武藤区隊の奮戦ぶりを再現しています。
アップルゲート中尉とスペックマン少尉が2機で飛んでいたところ、4機の紫電改の編隊に襲われます。『源田の剣』はこの4機を「戦闘301の武藤区隊の紫電改」と断言しています。
4機編隊と言っても、空戦が始まれば1/3番機、2/4番機の単位で行動になります。この場合、武藤/米田、ホリブン/今井らしい(いつの間にか松村区隊4番機の今井1飛曹が武藤区隊に合流)。

『アップルゲートは列機スペックマンに合図して交差飛行を始めた。コルセア2機が交差運動の最初の旋回を終えようとしたとき、敵2機が逆落としに降ってきた。アップルゲートが機を引き起こしざま反撃すると敵2機は分かれて避退した。アップルゲート機は被弾しなかった。武藤機は、高度優位から米田機とともにダイブしながらコルセアを撃ち損じた。
つづく2機編隊がコルセア2機の直上に来たと見ると素早く急降下してきた。堀/今井の2機である。たちまちスペックマン機が火達磨となって落下していった。堀飛曹長の放った必殺の一撃であった』

な、なんか、↑このホリブン、怖いんですけど・・・・(^_^;)?

いや、いや、やらなきゃ、自分がやられるんですから、しかたないんですよねえ・・・・。

それにしても、この撃墜、ホリブンはいっさい手記に書いていません。
7月24日の空戦で「菅野大尉の2番機」としてグラマンを墜としたような記述はあるのですが(ホリブンの一撃で敵機の水平尾翼両方、垂直尾翼も吹き飛んだらしい。墜ちてますよね、これ?)、スペックマン機を撃墜したときの状況に該当する記述はありません。
もっとも、2日と24日の空戦を混同しているのであれば、なくても不思議ではないのですが。

その後、(今井兵曹が武藤区隊に入っていたとしたら)ホリブン以外の武藤区隊全員未帰還という結果が・・・・。
かなりショッキングなできごとのはずなので、覚えてないはずはないと思うのですが・・・・?

ホリブンの手記を読んでも『源田の剣』を読んでもすっきりしない「7月24日」。
本当のところ、どうだったのでしょうか。

今日のプール2009年04月01日 19時22分31秒

今日も酷かった平キック(T_T)。

いつもはプールの水温を測りにくるのは金曜の女コーチですが、今日は先月まで春海が水曜日に習っていたYコーチでした。

若旦那コーチに補助されながら平の脚をやっていたのですが、よほど見かねたのか、Yコーチ、2度もコースに行って、何やら話をしていました。

春海が脚を補助してもらいながら泳いでいる(?)ときも、プールサイドで、他のプールガードの先生と身振り手振りしながら春海の観察。

「先生~、そんなに気になるのなら、コーチ替わって下せえませー(>_<)」

水温計測も終わったのか、Yコーチがプールから出てきて見学席の後ろを通りかかったので、
「あんな頼りない若旦那なんかぶっ飛ばして、Yコーチが入ってくださいよー」
とお願いしてみました(会話はイメージ)。
「ハハハハ(^o^)、そういうわけにもねー」

Yコーチも、春海のお尻が浮かぶのと、脚が開きすぎるのを気にしている様子。

春海は平のキックをやるのはまったく初めてなので、ママ的にはこのヘンな癖は若旦那につけられたものと認定したいっ!

ちゃんと平のキックを教えられる人に替わって下せえだーーーー!!!(>_<)