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無職中年2008年11月27日 12時07分41秒

最近、ニュースで「無職」とか「中高年」の犯罪が目につくような・・・・。
しかも、一昔前の犯罪者は周囲の人に、
「まさかあの人が・・・・」
と言われる人が多かった気がするのですが、最近はどうも普段から「不審人物」「トラブルメーカー」「やっぱり」みたいな人が多くないですか?

ママの周囲にこんな「いつか何かやるだろう」みたいな人、いるかなあ???と考えてみたのですが、まったくいません。

でも、学生時代住んでいた千浩荘にはいました。
別にトラブルメーカーというわけではなかったのですが、思い切り「不審人物」が2人。しかも兄弟で。

ママは1階の南側、真ん中ぐらいの部屋でした。
ママの真上が不審・弟、その東隣が同じ大学経済学部のHさん、さらにその東隣が不審・兄、という配置でした。
つまり、ママは弟の真下、Hさんは兄弟に部屋を挟まれているという配置です。

どう不審かというと・・・・。
当時で30代か40代ぐらい。まったく働いている様子のない兄弟。でも、ちゃんと食っている。
2人とも一日中部屋にいます。同じ下宿だったWさんだったか、Hさんだったか忘れたけど、一度外で自転車に二人乗りをして出かけている姿を目撃したそうですが。

昼間家にいて、夜勤に出かけていく工場勤務の人もいましたが、2人はHさんの両隣、弟はママの真上。壁や床は薄いので2人の生活実態はわれわれに筒抜けでした。まったく外で働いている様子はありませんでした。内職でもしていたんだろうか・・・・?

ママは大学生だったので、日によっては午前中部屋にいたり、午後早い時間に帰ってきたり、ということもありました。
ある日、午後3時ごろ帰ってきたところ、静寂なはずのママの部屋が
ひどいことに・・・・。

「ああんっ・・・・」
「いやあんっ・・・・」
「はあ・・・・はあ・・・・」

な、なんじゃ、こりゃああああああ!!!!!

まるで天井がスピーカーにでもなってしまったのかと思うほどの大音響で「弟」の野郎がAV鑑賞中でした。

でも、ママは小心者なので、Wが隣室で実演中に壁にペットボトルを投げつけたように、「うるさいんじゃーぼけえ!!」と天井を物干し竿でどつくような抗議はできませんでした(泣)。

ささやかな抵抗として、
「下の女子大生、ご帰還ですよ~♪」
とお知らせしようと思って、こちらも大音響でワイドショーをつけたのですが、まったく無視されてしまいました。きっとあちらの世界に入りこんでいらしたのでしょう。

それって、本当に上の人? 濡れ衣じゃないの? と思われる方がおられるかもしれませんので(?)、いちおう、ママが音源は「弟」と断定した根拠を示しておきます。

それからしばらくたったある夜、またまた天井がスピーカーと化してしまったママの6畳間。

そのときは部屋を抜け出し、スリッパを履かず(足音を立てないため)、2階の弟の部屋に行き、扉に耳をつけて確認しました。
「やっぱり、音はここからしているっ!!」

たまに玄関の郵便物置き場に彼ら宛てにギャンブル系の郵便物が来ていたり・・・・。
ママがあそこにいた4年間、ずっと住んでいました。生活費やギャンブルのお金、どうしていたんでしょうねえ?

西澤さんの軍刀2008年11月27日 12時37分03秒

西澤飛曹長と軍刀
↑台南空下士官搭乗員集合写真より力作の西澤飛曹長(そうは見えないでしょうが・・・・)。
「click !」と書いてありますが、クリックしないでください・・・・(汗)。

251空夜戦隊の工藤重敏上飛曹が、敵爆撃機数機を撃墜し「武功抜群」として草鹿南東方面艦隊司令長官から感状と軍刀をもらったとき、それを大勢の搭乗員とともに見ていた西澤さんが、
「おれは何機落としたら貰えるんかい?」
とつぶやいた話は有名ですが。

その呟きを偶然聞いてしまった報道班員の吉田一さんが、西澤さんの武勲を個人的に称えようと、いい匂いのする舞扇をプレゼントした、という話も有名ですが。
(西澤さん、めちゃ喜んだらしいです)

そんな西澤さんも後日、とうとう草鹿長官からホンモノの武功抜群の軍刀をもらってしまいました!
パチパチパチパチ!!

で、その軍刀ですが。
↑の画像で、西澤さんが手に持っている軍刀が草鹿長官にもらった軍刀だって何かで読んだような気がします。本当かどうかわかりませんが。

この写真を見た後、ずっと、
「この軍刀、どうなったんだろうなあ・・・・」
と気になっていたのですが、『最強撃墜王』のあとがきに西澤さんの軍刀のその後のことが出ていました。

この本の本編は実話なのか小説なのかいまいちわからないところがあるのですが、あとがきには著者が長野の西澤家を訪ねてご遺族や幼馴染の方から聞き取った話の紹介があり、この部分はまったく脚色なしの実話(聞き取ったまま、という意味)だと思われます。

ご遺族のお話によると、ご実家には西澤さんの軍刀が3本あったそうです。
(戦死後戻ってきたものか、西澤さんが生前帰省時に持ち帰って置いていったものかどうかは不明)
そのうちの1本が草鹿長官からもらった武功抜群の軍刀だったとか。

あー、ご遺族の元に戻っていたのだなあ・・・・。

ところが、日本が戦争に負けて米軍が上陸してくる、ということで、身内の1人が軍刀を油紙に包んで木の根っこに埋めたらしいんです。
後になって掘り返したらしいのですが、どこにもない、あっちにもない、こっちにもない、ということで行方不明らしいです。

もったいないですねー。
土中に埋めたということであれば、刀身はサビサビ、拵えも傷んでいるでしょうが、腐食して消滅してしまうものではないので、「埋めた」のであれば、絶対に残っているはず!

本気で探す気なら、金属探知機、どうなんでしょう?
はたまた考古学者に頼んでいただければ、庭中ガリかけて地道に探しますけど・・・・(というか、ママが探したい)。
地中探査の機械を動員して・・・・・ってのは?
(土中に埋まっている遺跡や遺構を探すのに、掘らずに探せます)

超能力捜査とかダウジングより見つかる可能性は高い気がします。

埋めたものが行方不明って、昔考古学をかじった一人としてはほっとけないっ!!