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ここも海軍隠語ネタ(真似)2008年02月15日 19時42分32秒

昨日のMIさんのブログに海軍の隠語のことが出ていたので、わたしもちょっと真似してその話題で。

以前、海軍と陸軍ではことばも違ったらしいよーなんて話を書いたことがありますね。さらに海軍には「隠語」なるものがあって、一般人や、現代のわたしたちが聞いてもさーっぱり意味のわからないことがたくさんあります。
(「陸軍隠語」なるものが存在するのかどうかはわたしは調べていないのでわかりません)

たとえば、
「上陸してレス行ってエスプレイしようぜ。ついでに芋掘りも!」
なんて会話、普通の人には「何のこっちゃ?」ですよねー。

「上陸」は隠語ではありません。海軍は艦隊生活が基本なので、地上の航空隊であっても艦隊用語を使います。
航空隊の基地から外に出ることも「上陸」と言うのです。
地上基地でも兵員の居住区を「デッキ」と呼ぶようです。
飛行機の操縦でも「まっすぐそのまま進む」というときには「宜候(ヨーソロ)」と言います。

「レス」とか「エス」は軍務には全く関係のない隠語です。
以前、ざっと見たところ、海軍の隠語は軍務とは関係ない下半身関係、女性関係、そういうなんだか口に出すのがちと恥ずかしいようなことを隠語にしているような印象でした。
「レス」は料亭、「エス」は芸者、「エスプレイ」は芸者遊びらしいです(ただし、厳密にどこまでの「遊び」かは不明)。
「芋掘り」というのは酒飲んで酔っぱらって暴れること(器物破損にまで及ぶことも・・・・)。

ただ、これはママが感じている疑問なのですが、この種のいわゆる「海軍隠語」、下士官や兵は使っていなかったのでは・・・・?
もと士官の人が書いた戦記などにはよく出てくるのですが、もと下士官だった人の戦記にはほとんど出てきません。
下士官の人たちが使っていた隠語といえば「ギンバイ」(烹炊所などから食糧をかっぱらってくること)とか「バッター」(制裁のために使う棍棒、またはそれで尻を叩くこと)のような、胸が痛くなるような隠語が多く、士官の人たちが使っていたようななまめかしい隠語ってあまりないような気がします。

一度、「海軍隠語の研究」でもしてみようかしら?

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