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千浩荘の愉快な仲間32008年02月07日 09時36分44秒

春海よりかなり寝相のいいトラちゃん(故)
さてさて、WさんとHさん、大学時代、大変お世話になったわけですが、お世話になったのと同じぐらい、迷惑もかけられました。

特に、Wさん、女性関係!

いや、いくら壁が薄くてうるさくても・・・・!
壁にペットボトルを投げつけたのにやめなくても・・・・!
そんなこたあ、どうでもいいんですよ。
最大の迷惑は「ダブルブッキング事件」です。

一度、こんなことがありました。

夜、わたしが外から帰ってきてWさんの部屋の前を通ったら電気がついていました。
(あ、帰ってきてる)
もう忘れちゃったけど、Wさんに何か用事があったんだと思います。コンコンと扉をノックしました。すると、中から、女の声で、
「にゃあ♪」
と・・・・。
(やべっ! 彼女が来てる)
ママは足音を立てないように部屋に戻り、音を出さないようにドアを開けて自室に入りました。

最近は、Wがいないときでも、彼女、勝手に上がり込んで待っているんやなあ・・・・。
彼女はたしか、アパレル系の専門学校生とかで、かなりかわいこちゃんでした。ちょっとやんちゃそうな・・・・。

そして、夜中に事件が・・・・。
あのときはたしか、ママはまだ起きていたと思います。テレビでも見ていたのでしょうか。
コンコン・・・・。
聞こえるか聞こえないかの音で扉をノックされました。
(誰やねん)
いまなら、こんな時間には絶対に開けないと思いますが、あの当時は夜中でもよくWさんとかHさんがコンコンと来ていたので、そのときも開けてしまいました。
すると、Wが一人で立っていて、慌てた様子で、しかも小声で、
「お願い、部屋に入れて」
と言います。
なんやわからんけど、入れました。どうも、自分の部屋にはまだ戻っていない様子。

「頼む、一生のお願いっ!」
と手を合わせられました。
「なんや!?」
「部屋に彼女が来てるんだよ(困)」
「知ってるよ」
「来るって知らなかったんだよ」
「ふうん」
やっぱり、勝手に上がり込んでいたのか。
「やばいよー。他の子連れて来てるんだ」
「ええっーーーー!!!!」
「外で待ってもらってるんだけど、いまから帰すわけにもいかないから、ごめん、ここに泊めてやって!」
「なんでやねん!!」
なんでわたしがおめえの女関係の不始末の尻ぬぐいをせにゃあいかんのじゃあーーーー!!!!
「帰ってもらったら?」
「帰せないよ。○○○から来てるんだから」
中学時代の同級生とかで、かれの故郷から泊まりに来たんだと。まあ、その時間からじゃあ、新幹線もムリだし・・・・。当然、ホテルに放り込む金銭的余裕もないだろうし・・・・。
「しゃあない。今回だけやで・・・・」
なんて人のいいママ。隣室の野郎が下心満々で連れ込んだ見ず知らずの女性を部屋に泊めるとは!

というわけで、ママは全く知らない女の人を部屋に泊めたのでした。

この迷惑な事件はこれだけにとどまらず、翌日も続きます・・・・。

千浩荘の愉快な仲間42008年02月07日 10時10分29秒

左の男がWです!
狭い6畳一間で、見ず知らずの女性と同衾するハメになったママ・・・・。

Wの鬼畜のような所行は許せないとして、その人はとってもいい人でした。幼稚園だか保育園の先生だとか言っていたような気がします。
夜中、布団の中で、結構、いろんなことを話しました。
といっても、二人の共通の話題は「W」のことしかありませんので、中学時代のWの話とか聞いていたような気がします。
「かれは中学の頃から空に憧れていた」
と。

その夜、Wと、部屋に上がり込んでいた彼女との間でどんな修羅場があったかは知りませんが、彼女だけ部屋にとどまり、Wは友人の家に避難したと記憶しております。

翌朝、わたしの部屋に泊まった彼女は、駅前のミスドでWと待ち合わせした、と言うので、わたしが駅前のミスドまで連れて行きました。
Wにひとこと文句を言ってやろうと思って、一緒にミスドに入って待っていたのですが、時間が過ぎてもWは現れません。

当時は携帯電話もなく、連絡不可能な状態のまま時間が過ぎていきます・・・・。
彼女は午後の特急で○○○に帰ることになっていました(予約済み)。大阪市内に出て時間をつぶします、と寂しそうに言うので、じゃあ、一緒に行きましょう、とママは付き合ってしまいました。
観光地を二人でぶらぶらし、時間をつぶし、特急の時間に最寄り駅まで送っていきました。
鶴橋で特急に乗るのを見送ってから、わたしは下宿に戻り・・・・。

その夜、もちろん、戻ってきたWを糾弾しました。
「どこ行っとったんや! 鶴橋まで送っていったんやで!」
「ごめん! ごめん! ありがとう」
ひたすら低姿勢で謝るW。

実はあのあと、友人の家に避難して、徹マンしていて朝起きられなくてミスドに来れなかったとか。呆れてものも言えません。

彼女が持っていた特急券の時間がわかっていたので、かれは始発駅に行ったらしいのですが、わたしが観光していた場所の最寄り駅から特急に乗せたため、出会えなかったのです。

その数日後、わたし宛に宅急便が届きました。
見ると、差出人は泊めてあげたあの彼女です。Wにではなく、わたしに荷物でした。
何だろう、と思って開けてみたら、お礼状と一緒に、ういろうやら味噌煮込みうどんやら、その地の特産品が箱にぎっしりつまっていました。

Wは千浩荘の3人のうちで最初にそこを出ていきました。
大学を途中で退学したんです。
「航空大学に行く」
と言って。

一度、宮崎に帰省したとき、寮生活をしていたかれを市内の喫茶店に呼び出して会いましたが、それがかれに会った最後です。
あのあと、よその訓練地に移動してしまい、音信不通になってしまいました。

念願通りパイロットになれているのかなあ・・・・。
飛行機に乗ると必ず機長の名前を耳を澄ませて聞いているのですが、まだかれの飛行機に当たったことはありません。
おそろしいような・・・・乗ってみたいような・・・・。

春海がなわとびしていた!?2008年02月07日 19時57分37秒

誰かと思ったら・・・・
今日、幼稚園にお迎えに行ったら、園児数人がまだ園庭でなわとびをして遊んでいました。

一人の園児が向こうからなわとびをしながらこちらに接近してきます。
がに股で、膝がカエルのように開いて、かなり不細工な格好です。

ぴょーん、ぴょーん、ぴょーん、ぴょーん・・・・

ひととびにつき50㎝ぐらいずつ、こちらに近づいてきながら、
「ママー!」
と、叫んでいます。

誰やねん、と思ってよくよく見ると、春海でした(^_^;)

春海がなわとびを跳べていることにびっくり!!

春海は異常に運動神経が鈍く、補助輪付きの自転車すら乗れませんし、ジャングルジムものぼれません。
当然、なわとびも跳べないと思っていました。

同じところにとどまって跳べず、少しずつ前進しながらしか跳べないのはご愛嬌ですが、あの子が縄を回すタイミングと自分がジャンプするタイミングを合わせられていることに驚きました。

あまりに嬉しかったので、人目を憚らず携帯で撮ってしまいました(←バカ親)。